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2009年03月25日 23時20分 水曜日
真心という名前を
積んでいる時にはつけていた
それは
それしか方法が見えなかったという意味での
一生懸命さにつけた名前。
積み上げた心で
作っていたのはなんだったんだろう
たった一つの言葉で
こんなに簡単に壊れるなんて
きっと
それは
真心によく似ただけの
何か違うものだったんだ
2009年01月06日 12時18分 火曜日
遠くに冬枯れの森がけむってる
加湿器からのぼる湯気が冷えて
部屋の底に沈んで積もるような
湿った記憶がざわざわと鳴る
凍った風が雲を押す
静々と
時を
後ろから明日へと押しやるかのように
記憶にも残らない今日の一つ点に
蹲っている
白い部屋の片隅に
あれは
熱をだして学校を休んだ
子供のころのわたし
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カテゴリ: 詩篇
テーマ: 自作詩
ジャンル: 小説・文学
2009年01月05日 22時18分 月曜日
あなたがいることがうれしいのです。
あなたと同じ時間を生きていることがうれしいのです。
この空の下に
あなたがいることがうれしいから。
あなたを大切にしようとおもった。
そんなふうに
思っている人間がいることを
いつも伝えようと思ったのです。
よかった
今年もまた、あなたに会えて。
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カテゴリ: 詩篇
テーマ: 自作詩
ジャンル: 小説・文学
2008年08月07日 13時36分 木曜日
悪い夢が温度を伴って部屋に満ちるから
その中で息することも苦しくて
真夏の暑い真夜中
恋人は不眠症で遠い街の下
君の心に刺さった
氷の棘を
溶かそうと思った
どれほどの時間がかかっても
2008年06月20日 16時43分 金曜日
雨と雨の隙間に、ほんの少し街に風が流れた。
風はまるで夏の予告をしにきたとばかりに、海の遠いこの街にも少しばかりの水の匂いを運んで来た。
でこぼこの路面は、大概はいつもどこかが工事中で、満足にまっすぐに歩けたためしがない。
それに、昨日までの雨がところどころに水たまりを作っている。その横を通り過ぎるにはかなりのタイミングが必要だ。
シャープペンシルの芯がなくなって小さな文房具屋さんに行く途中のことだったと思う。
何度も通っている道なのに、見慣れない路地を見つけた。
記憶ではそこにはテナントがほとんどいなくなった古びたビルがあったはずだ。ビルのあったはずの場所には小さな細い石畳の路地が続いている。
路地の奥には、古びた扉が並ぶ。そう、まるで、ボクが生まれる前からそこに店を構えている、とでもいうように。