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2009.07/27 [Mon]
濃密な雨
雨が緑をさらに濃く染めていく
竹林は濡れてたわわな緑を胎内に孕む
空からの水と空気中の水分をすべて包み込んで
どこかに
小鳥が潜んでいるのか
いや
雫に耐えかねた枝がしなったのか
かすかな音を求めて振り向けば
ただ濃密な無音があるだけ
雨はまだ降っている
竹林は黒に近い緑に佇んでいる。
竹林は濡れてたわわな緑を胎内に孕む
空からの水と空気中の水分をすべて包み込んで
どこかに
小鳥が潜んでいるのか
いや
雫に耐えかねた枝がしなったのか
かすかな音を求めて振り向けば
ただ濃密な無音があるだけ
雨はまだ降っている
竹林は黒に近い緑に佇んでいる。
2009.07/26 [Sun]
かつて父と呼んだ人
久しぶりの夢に
その人は現れた
死んだはずだと
もうどこにもいないのだと
夢の中で何度も繰り返した
ただ、存在するということが
なぜこんなにも
苦しいのだろう
血の鎖は
まだ足首につながっているのだろう
今も確かに。
2009.03/25 [Wed]
積み上げていたと思っていた幻
真心という名前を
積んでいる時にはつけていた
それは
それしか方法が見えなかったという意味での
一生懸命さにつけた名前。
積み上げた心で
作っていたのはなんだったんだろう
たった一つの言葉で
こんなに簡単に壊れるなんて
きっと
それは
真心によく似ただけの
何か違うものだったんだ
積んでいる時にはつけていた
それは
それしか方法が見えなかったという意味での
一生懸命さにつけた名前。
積み上げた心で
作っていたのはなんだったんだろう
たった一つの言葉で
こんなに簡単に壊れるなんて
きっと
それは
真心によく似ただけの
何か違うものだったんだ
2009.01/06 [Tue]
今日は外にでたくないの
遠くに冬枯れの森がけむってる
加湿器からのぼる湯気が冷えて
部屋の底に沈んで積もるような
湿った記憶がざわざわと鳴る
凍った風が雲を押す
静々と
時を
後ろから明日へと押しやるかのように
記憶にも残らない今日の一つ点に
蹲っている
白い部屋の片隅に
あれは
熱をだして学校を休んだ
子供のころのわたし
加湿器からのぼる湯気が冷えて
部屋の底に沈んで積もるような
湿った記憶がざわざわと鳴る
凍った風が雲を押す
静々と
時を
後ろから明日へと押しやるかのように
記憶にも残らない今日の一つ点に
蹲っている
白い部屋の片隅に
あれは
熱をだして学校を休んだ
子供のころのわたし
2009.01/05 [Mon]




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